使いやすいキッチン動線を考える

こんにちは、facil(ファシル)の渡辺有香です。


現在企画中のお片づけ体験レッスン、初回募集は「キッチン」を予定しています。

そこで今回は、わが家のキッチン導線を取りあげました。


モノを減らすことと、収納方法、そしてこの導線

この3つがうまくいくと、使いやすいキッチンが完成するのではないでしょうか。


ただし使いやすいキッチンは人それぞれ。

今回ご紹介するのはあくまで「わたしが使いやすいキッチン」です。


オーダーメイドのキッチン収納に関しましては、ぜひfacilの「お片づけ体験レッスンにお申し込みください♪

詳細は決まり次第、公式LINE・当ブログでご案内しますね。


まずはわたしの考える「理想のキッチン」です。


・掃除がしやすい

・料理が好きではないので、短時間で調理したい

・片づけの手間を省きたい


この理想に近づくために行ったのは


・極力モノを減らす

・調理中の動きを少なくするための動線を考える

・使いやすく「グループ化」


結果、日常の調理で使用するキッチン収納は、ひきだし3つだけに絞りこまれました。


ひきだし・その1

ナベ・ボウル・包丁は全てここに収納。

ナベ類はコンロ下がよいのでは?とよく言われます。しかし味噌汁を作ったり野菜を茹でたりには水を汲みますし、何より他の道具も一度に見渡せるこの位置が、わたしにはベストです。


ひきだし・その2

ここは調理に使う「一軍」のみを入れています。

通常キッチン収納だと「ジャンル別収納」を思い浮かべると思います。

ナベ類・ツール類・調味料類などに分けて収納する方法です。


その1のひきだしはジャンル別でしたが、その2は「使用頻度別」。

コンロ前で調理をしながら使用するツール・砂糖や塩などの調味料をスグ取れる位置に配置。

これによって調理の時短が可能です。


ちなみにあまり使わない小さな調味料は、コンロ左の小さなひきだしに収納。


ひきだし・その3

こちらはツール二軍(ひきだし左奥)と、大きなボトルの調味料類。

やはりコンロ前から動かないで使えます。


調理中の動作を少なくするために、余分なモノを極力持たないようにしています。


使用頻度の高いモノは「出しっ放し」

最後に使用頻度の高いアイテムについてです。

キッチンバサミはしょっちゅう手に取るので、吊り下げ収納です。


ハサミを使用するときって、時間との戦いの場合が多くありませんか?

サッと取れてサッと戻せる。

基本的に「隠す」収納が好きなわたしですが、ハサミだけは見せる収納です。


そしてキッチンタオル。

タオルはひきだしの取手などにかけることが多いと思いますが、低い位置だとどうしても腰を曲げないとといけません。

このちょっとした動作が負担に感じたので、目の高さに吊り下げました。


欲を言えば水道脇がいいのですが、さすがに天井から下げるわけにはいきませんので(笑)これで妥協。

左右だけでなく、上下の動きも少なくすると、さらにキッチンが使いやすくなります。


「ちょっと不便」を見逃さない

キッチン収納は、最初からベストな収納を完成させることはできません。

日々使っているうちに「ここはちょっと不便だな」「なんか使いにくいな」と感じたら、収納を考え直すチャンスです。


「使いやすいキッチン」を一番分かっているのは、使う人自身。

収納場所をいろいろ試しつつ、ここが自分のベスト!と思える場所を探してみましょう。


でもちょっと難しいな…と感じたら、わたしたち収納のプロがお手伝いします。

キッチン全体を客観的に眺めることによって、見えてくるものもあります。


ぜひfacilの「お片づけ体験レッスン」で、その効果を実感してみてくださいね。